2024年8月中旬、観音寺檀家さまがお集まりいただき、盆合同供養が行われました。お盆は亡きご先祖さまがこちらの世界に帰って、私たちのもとに会いにくる行事とも言われております。
また、お盆は施食会(せじきえ)とも言われ、「食を施す」という意味が含まれます。ご先祖さまが好きだった食べ物や飲み物をお供えをすることや施すことによって、祈りや感謝の心が届くのです。
ご自宅では、「精霊馬」と呼ばれる馬と牛に似せた胡瓜と茄子を準備いたします。これは、馬のように早くこちらの世界に戻り、牛のように遅く帰っていくという、少しでも長く現世にいたいという願いが込められております。
お暑い中ご参列いただき、感謝申し上げます。