祈りの場を 長さ20メートル 石巻に慰霊碑計画

祈りと供養の標 しるべ いよいよ工事始まりました

一関の住職ら 犠牲者と同数 1万5000超の雄勝石使用

東日本大震災の犠牲者を供養し未曽有の災害の記憶をとどめるため、一関市の住職後藤泰彦さん(53)らが石巻市に大掛かりな慰霊碑の建立を計画している。1万5000を超える犠牲者数と同じ数の雄勝石を使い、祈りの場を創出する。

計画は、後藤さんが代表を務め、被災地に桜を植樹している「手あわせ桜プロジェクト」の一環。後藤さんの実家は石巻市内の寺で、昨年から寺の裏山に整備してきた「鎮魂の桜の森」に建立する。

慰霊碑は長さ約20メートル、幅1メートルの扇形。石巻市雄勝町特産の雄勝石を使用し、犠牲者と同じ数のスレートを埋め込み、被害が大きかった地域の方向を示すガラスと組み合わせる。献花台や納骨堂も設け、来春の完成を予定している。

費用は約400万円で、これまで約150万円を集めた。残りは活動に賛同する団体や地元企業などから寄付を募る。 後藤さんは「犠牲者の冥福を祈ることが復興の原点。誰もが安らかな気持ちになれる場所をつくりたい」と話した。

連絡先は「手あわせ桜プロジェクト」事務局の常堅寺0191(43)3932。

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